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執筆者の写真三尾

2021年3月庚申幸座

3月は年度末ですね。


何となく落ち着かない感じがします。


年度末だからというわけでは、ないかもしれませんが、今回お休みの人が多かったです。


今月は春にちなんだお題として、お地蔵さんの横にタンポポを咲かせてみました。


言葉の「ありがとう、あなたに出逢えてよかったです」の文字のギュギュッと感が出せるといいなと悩んでいる参加者さんがいました。


どうしても、一行一行真っすぐに文字を描いてしまうクセが出てしまいます。


私も己書をやり始めたときに、文字同士のギュギュッと感を出すのが苦手でした。


頭では、一行一行の文字と文字の間の空間がパズルのように隙間なく描けばいいと分かっていても、ついつい真っすぐに描いてしまんですよね!


参加者さんも「ここが空いている」と練習の時に気づきます。


でも、いざ本番になって文字を寄せられるかというと寄せきれなかったりします。


本人的には残念なのですが、「そこに気づき、こうすれば良かったと言えるようになっているっていい傾向ですよ」と話しました。


他の参加者さんからも、励ましの言葉が出て、みんなで己書を楽しめるところがいいなと思います。


自分で描いたものを手元で眺めるだけでは、「こうすれば良かった、ここが上手くいかなかった」と批評しがちです。


自分の作品を少し離れたところで眺め、皆さんに見ていただく機会って私は大事だなと思います。


人の作品を見ると、いろいろな気づきがもらえるし、皆さんから褒めてもらえます。


参加者さんは同じものを手掛ける仲間として、同じ釜のメシを食う仲間意識みたいな絆が生まれるような気がします。


描くときの苦労は、みな同じような体験をします。


この体験が同じ釜のメシを食うに当たると考えます(無理やり感満載^^;)


お互いその苦労を労う言葉が生まれてきます。


とても温かい空間が生まれるので大好きな時間です。


ですが、幸座終了時間ぎりぎりまで描いていると、この大切な時間が持てない時があります。


私としては、大切にしていきたい時間です。


















先月のお題「お雛様」は失敗したところがあったので、新しい色紙に書き直してきたと、Sさんが持って来てくれました!

私が先月用意した色紙の大きさが一般的な色紙より小さめだったので、私のお題通りのサイズで描くと、どうしても小さく仕上がります。

そこで、Sさんは枠を描いてバランスを取ることを思いついて仕上げてくれました。

とても素敵なお雛様が出来上がりました。

見せてくださって、ありがとうございまいました。

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