top of page
検索
執筆者の写真三尾

2021年4月庚申幸座

更新日:2021年4月15日

今年の桜は咲くのが早かったですね。


庚申幸座の名前の由来になっている庚申堂が近所にあるのですが、そこのしだれ桜がもう散り始めていました。


今回のお題は、五月の節句にちなんで、鯉のぼりの歌「いらかの波と雲の波~♪」の歌詞を選びました。


作品を見ると「あれ?」と気づかれたと思いますが。「いらかの波・・・」の一番目の歌詞ではなく、三番目の歌詞にしました。


鯉のぼりの絵を透かし模様になるように描いてから、その上に文字を描いてもらいました。


もう一つ、季節にちなんだお題は、杉田久女の俳句「燕来る 軒の深さに 棲みなれし」にしました。


俳句の内容から空を飛ぶツバメが描きたいなと思いました。


水墨画の描き方を取り入れて、ツバメを描いてみました。


ところが、この小さなツバメが面白いエピソードを繰り広げました。


参加者のHさんが、動物の絵は苦手だわと言われました。


「描かないといけない、描かなくてもいいかな・・・」と小さい声で呟かれました。


ツバメは、この作品の主人公なので描いてくださいよ~とお願いしました。


そんなやり取りをしていると、「うんうん」とうなずく人もいて、ツバメは無しでもいいのではと思っている気配!


それが現実に起こって、お地蔵様を描いて、字を描き始めた人のハガキを見ると、ツバメがいません。


私が「ツバメ忘れてますよ~、描いてから文字を描いてください」と言いました。


無意識にツバメをはずしてしまったようです!


私が「ツバメ描いてあげてくださいよ~」というと


先ほどのHさんが私みたいな人がいると喜んでいました。


それを聞いて、皆さん大笑いしました。


この日、Sさんのご近所の方が己書を体験したいと参加されました。


その方は80歳を過ぎていますが、新しいことにチャレンジしたいという素敵な方でした。


次回からは、Sさんのご自宅で新しい幸座が始まります。


ワクワクです!


Sさんのご自宅を幸座会場に使わせてもらえるので感謝です。


よろしくお願いします。


プライベート幸座といってもいいぐらいですが、参加者さんが増えても大丈夫と言っていただいているので、幸座名を考えておきます!




















閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page