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執筆者の写真三尾

7月庚申幸座

大雨警報が出続けた週に幸座がありました。


幸座は金曜日なのでそれまでに警報は解除されると思っていました。


ところが、月曜日から出された警報は解除されることなく金曜日を迎えてしまいした。


金曜日、空の様子を見ながら幸座を開くことにしました。



こんな天気の中、私が通っている色鉛筆画教室のYさんが、己書に興味を持って体験しに来てくれました。


Yさんが来てくれることなったきっかけがあったので紹介します。


色鉛筆画教室のお仲間が病気になってしまい、リハビリに取り組まれているという話がありました。


主催者の方が、みんなで色紙に寄せ書きを書いて励ましましょうかと提案されました。


最初に色鉛筆の先生に色紙が渡され、先生はささーっと絵を描きました。


私たちも絵を描くの?と思いましたが、ささーっとはいきません。


そこで、私は己書でメッセージを描くことを思いつきました。


筆ペンを持っていなかったので、主催者の方に筆ペンもどきを借りてメッセージを書きました。


その様子をみていたYさんが、そういう字が書きたいと言います。


それならと私の幸座を案内すると、「行けるかも」とトントン拍子に来てくれることになりました。


下の一番上の写真がYさんの作品です。


「ありがとう」の円相から練習を始めて、たくさん描いていました。


そろそろ文字を描いてみましょうかというと、今度は文字の練習をしっかりしていました。


だんだん書きたいと思っている文字になっていきます。


「ぐるぐる」の感覚や「あ」の逆書きも挑戦しながら、練習を重ねていきました。


すごい集中力でした。


素敵な「ありがとう」になりました。



この時期、「暑中見舞い」のお題(スイカ)を1枚だけ用意しました。


Yさんの暑中見舞いのスイカの絵、スイカバーに見えませんか?


本人にアイスの棒を描きたしたら、スイカバーになるねと話すと、「ホントー」と。


描きたしみたらと提案しましたが、「いいわー」と遠慮されました。


美味しそうなスイカバーに見えるんだけどね(^_^;)


いくら美味しそうに見えても「スイカバー」を描こうとしたわけではないとしたら、失礼なことを言ってしまったと反省しました。


Yさん、ごめんなさいね。


己書を続けると言ってくれたので、来月もお待ちしています。


他の皆さんは2回目の幸座なので、自分のペースで取り組んでいました。












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